2014年12月25日木曜日

ワシン坂の洋館

2ちゃんのロケ地スレで話題になっていたので…
「メカゴジラの逆襲」の真船邸が撮影された洋館はV3第47話に登場する建物と同一だがいずれもその周囲はほとんど映らず情報が少ない。
確実にこの建物だという裏が取れている訳ではないがいくつかの情報である程度特定しているので以下解説。
V3劇中、結城宛にヨロイ元帥から送られてきた年賀状の住所「横浜市中区山下町235番地」、結局は風見と結城をおびき出すための罠なのだが実際にはこの住所には有名な教会が建っており、実際に撮影に使われた場所は別の場所。
敷地前の道路から門をくぐるシークエンスと航空写真からすると間違いないかと思われる。
住所は横浜市中区までは間違いないが山下町ではなく山手町、もちろん番地も異なる。
具体的な場所はワシン坂をワシン病院より少し登った左手に存在した洋館。(下の対比地図の白丸内)

ワシン坂を登ってくるデストロンのグロリア。後方に見える建物が現存するワシン病院。
余談だがこの坂は「コクリコ坂から」のモデルの一つとも言われ、「あぶない刑事」など横浜を舞台にするドラマ等でも登場する。
 左の壁の中の建物は見通せないが現存している。
 通りに面した門の先にその建物が見える。現在はご覧のようにマンション ザ・ブラフ160が。
この後、ストーリーは敷地内の建物周辺で撮影されておりやや高台にある事は判るがそれ以外手がかりとなる物は映っていなかったと思われる。

ただ、この建物を見ていて気づいたが現存する洋館、横浜ベーリックホール(旧べリック邸)と共通するディテールを持っていることから恐らく多くの建築を手がけたアメリカ人建築家J.H.モーガンの設計ではないかということだ。
モーガンの資料を辿ると氏の設計で住宅に限って言うと現存しているべリック邸とラフィン邸以外に横浜内にあと4軒存在したそうだ。(メンデルソン邸、NYナショナルシティ銀行支店長宅、デビン邸、クック邸)
残念ながらネットで調べている現時点ではいずれの正確な所在地も意匠も判らない。ただし、銀行支店長宅の完成が先に挙げたべリック邸と完成した年が同じ1930年(昭和5年)ということを考えるとここが濃厚な気がする…(他の3軒は完成に前後3~5年の開きがある。)
現在の横浜ベーリックホール(旧べリック邸)
劇中の外観。玄関のせり出した部分のアーチとそれを囲むレンガの意匠が共通したデザインと言える。
 ヨロイ元帥のシルエットが映った窓のアーチ型フレームも似ている。
 先と同一の場所かは判らないが玄関アーチの表情がよく判るカット。
 当初、和風な瓦屋根を使った和洋折衷な意匠なのかと思ったがモーガンの資料を辿るとスパニッシュ風なのだそうだ。V3の映像では確認できなかったがモーガンホールに見られる特徴的なイスラム様式の小窓クワットレフォイルがあることもメカゴジラ~では確認できた。

*建物に関する考察はあくまでもまだ裏を取っていない私の私見の範囲なので異論等ありましたらコメントいただけると幸いです。

出典:仮面ライダーV3 第47話「待ち伏せ!デストロン首領!!」

2014年11月7日金曜日

多摩川橋梁

ハンマークラゲに追われ病院から逃げ出すシークエンスに小田急小田原線多摩川橋梁の登戸側高架沿いの道から多摩川の土手周辺が使われている。
当時は土手から高架までの高さが恐ろしく近い。
当時とは川幅が半分ほどしか無くなっている。
貸ボート屋「のんきや」の船着場と化しているかつての屋形船。おそらく当時と同じ物と思われるが屋根の屋号が違った。若干映像と場所が違ったがせっかくなのでそれっぽく撮ってみた。
この後、V3とハンマークラゲの戦闘は八王子の中央大学隧道へ、勉がデストロンに拉致されるシーンは登戸と対岸の狛江側、多摩川住宅近くの堤防へと移る。

出典:仮面ライダーV3 第6話「ハンマークラゲ出現!放て、V3の必殺わざ!!」

2014年10月25日土曜日

海辺のほてる かめや #2

第3話でテレビバエの催眠にかかった藤兵衛が一時的に記憶が無くなり道を徘徊していたところをライダー隊の隊員に見つけられポケットから出てきた手がかりとなるマッチ。
本エピソードのストーリーの鍵となりタイアップホテル名の入った昔ながらのマッチ。
ホテルの名称が変わった今でも同サイズの物が使われていました!
左が劇中の物、右が現在使用されている物です。
ちなみにまだ検証には行けていませんが徘徊していた道は一見すると海沿いの道のようにも見えたので伊豆半島東側を走る135号線だろうと検討を付け探していましたが実際は少し内陸に入った大室山東側の周回道路でした。遠くに見える島は大島だと思われます。

一碧湖 #2

第4話「V3の26の秘密!?」においてイカファイヤー、テレビバエを追って一碧湖に駆けつけるV3、ラストの怪人を倒して去って行く風見の2箇所のバイク走行シーンで湖の周回道路が使われる。

この道路、前回今年の春先に検証した際は見当違いの場所を探していて見つけられず帰宅後に再度ストリートビューで見直して判明した訳だが何故前回見つけられなかったか。
それは劇中で道路から湖を見下ろすカットがあるのだが下の写真をみてもらえば判るように竹やぶに覆われてしまい道路全体の印象が変わっていたからだった。

先ずは先のV3走行シーン。
後方に見えるミラーは藪の中になってしまったせいか撤去されていた。
辛うじてカーブの具合と左側の石積みの擁壁で同じ場所だということが判る程度。


ラストの風見のカット。どれぐらい竹やぶが茂っているかよく判ると思う。
全く湖への見通しがありません。

このあともう1カット走行シーンがあり別の場所かと思ったが上の写真と逆方向に走っているようだった。

出典:第4話「V3の26の秘密!?」



2014年8月22日金曜日

八王子セミナーハウス

村山物理学研究所の逆三角形の特徴ある建物は八王子セミナーハウスの本館。
一説にはウルトラマン科学特捜隊の建物のモチーフになったんだとか。
(冒頭の夕日をバックに映る鐘は同施設内松下館の一部。)
ツトムとマモルが追われやってきたのは施設内長期間セミナー室Bの脇に掛かる橋。現存しているものの老朽化が激しく現在は渡る事が出来ない。
マシンガンスネーク後ろの建物が長期間セミナー室Bという施設。
映像を見ると橋の反対側にも宿泊棟があるが今は何も無くなっている。
手すりは湾曲し腐食も激しい。
長期間セミナー室B屋上に立つV3。
こういうカメラアングルの連続がV3の真骨頂でしょう。
続いて戦闘は松下館という建物屋上へ。大きく波打った特長のある屋根部分。室内側はどうなっているんでしょうか。
本館受付で申し出ると見学させていただけます。

出典:仮面ライダーV3第5話「機関銃を持ったヘビ人間!」